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資源循環 と FUN TO RECYCLE!(廃車買取スタッフ日記)|廃車買取川口商店実績・ブログ

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資源循環 と FUN TO RECYCLE!(廃車買取スタッフ日記)

2015/01/05

  

category: 廃車買取 廃車スタッフ日記

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雑貨店でとても良い、今年の干支の置物を見つけました。

ひつじ三匹がやじろべえになってます。

昨年は世間的には好景気という方も多かったみたいですが、

自動車業界は消費税8パーセントアップ後は失速気味で未だに引きずってる感があります。

だから今年はどうでしょうか?

弊社はこのホームページ上で廃車買取を前面に謳ってます。が、

基本は廃車を解体することによって資源としてリサイクルをすることを生業としています。

ですから中古パーツとかのお問い合わせもいただきますが今はノウハウもなく、

対応出来なくてご迷惑をお掛けすることもあり大変に申し訳ないとも思ってます。

その分、真面目に資源リサイクルには取り組んではいるつもりです。

でも業界的には今後はそれ以上の資源循環を望んでいます。

一般家庭では新聞紙・雑誌・ペットボトル等のリサイクルは浸透してるわけですが、

それは決して新聞紙は新聞紙に、雑誌は雑誌に、ペットボトルはペットボトルに戻るわけでないのです。

別の形になるための材料としての資源リサイクルなので、生産者に戻るわけではないので資源循環とは違うと思います。

それはアルミ缶やスチール缶の金属リサイクルも、

そして廃車から発生する資源である金属も生産者に戻るわけではないのであくまで資源リサイクルの範疇です。

資源循環というのは同じ物にする、同じ物に利用(使用)するということです(と自分は思ってます)。

そうすることによって限りある資源をより有効にリサイクルして循環させれば

企業の生産活動が円滑化されて消費者に滞りなく商品が届けられるわけです。

※これを個人的には「資源のキャッチボール」と思ってますがどうでしょうか?(笑)

弊社も廃車から発生する材料に関して金属だけでなくガラス、プラスチック等を

資源リサイクル?循環?が出来るかトライに協力したことも有ります。

その中で配線に使われてる銅に関してはかなり有望な素材のひとつみたいです。

その取り組みの結論的には「出来る」です!でも「出来ない」?それはコスト(手間)の問題が立ちはだかるのです。

現状は関わる人たちの志しによって「出来ないことはない」のです。

でもそれでは継続すること、ましてや循環型社会の形成は不可能に近いと思います。

実現するには志しを理解していただくことにより、より多くの方の参加を促す必要が有ります。

でもその為に誰かが損を被るのは良くないことでしょ?

基本的に仕事で得る利益は材料費に付加価値を付けたその差額です。

我々の業界も仕入れた廃車を加工して付加価値を付けて利益を得ています。

でもこれが成立しなければ興味はあっても参加する方が増えることはないでしょう。

だからこそ利益の代わりになる「付加価値」を考える必要が有ります。

参考にはならないかもしれませんが例えばゲーム業界の場合、

プレイステーションは本体(ハード)を売っても赤字。だけどソフト販売で利益を得る。

スマホゲームでも基本は無料(課金も有りますが)でサービスを提供しても二次コンテンツで利益を得る。

もし我々の業界でもそんな手法があれば・・・負担の押し付け合いではなく、

資源循環に参加することによって、お金は得られなくても違う形で利益が得られるような、

生産者とリサイクル業者以外の販売者の方々も参加すれば何らかの利益があるような、

新しいルールによる新しいビズネスモデルを構築出来るなら、

資源リサイクルを超えた資源循環という考えがより浸透してより現実的になる気はします。

もっと踏み込むのなら、

「参加したくなる」のではなく「参加せざるおえない」CMではないですよ(笑)

すなわち私的ルールではなく公的ルールによるコンプライアンス化でしょうか。

と個人的には理想論は持っているのですが残念ながら弊社には実現する力はないのです。

それには、資源循環するために必要な資源を

「必要としている人」(※販売者も含まれると思います)と「持っている人」

との間を「繋ぐ役割の人」は必要だと思っています。

後者である(一応)弊社は一般ユーザーさんと直接関われる立場を活かして、

今まで以上に「資源循環の入口」を構築(拡大)することが最優先に考えます。

ですから、それからのこと、それ以上のこと、その先のことは・・・

自分のモットーは「FUN TO RECYCLE」です。

楽しくなること、面白くなることでなければ仕事は続かないので、

その可能性があるのならまた考えて、志しが同じ(繋ぐ役割の人も)であるのなら参加したいものですね。

仕事始めの前に去年考えたことを踏まえて、

今年この仕事をあらためて取り組んでいくためにも拙い文章ですが自分なりの想いを綴ってみました。

たぶん今年もこのひつじの置物のやじろべえのようにユラユラと、 

良かったり、悪かったり を繰り返す1年だと思います(汗)

でも結果的にはバランスが取れて「うメェ~くいった年だなぁ」となるように頑張ることにしましょう(笑)

あらためて本年もよろしくお願いします!

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